結婚式スピーチ、構成のポイント

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■ スピーチの構成上のポイント

「良いスピーチでしたよ!」
 列席者から称賛され、かつ新郎新婦の結びつきをなお一層強められるような、すばらしいスピーチにするために、注意すべき2つのポイントがあります。
 スピーチの準備を始める前に、まずはその2つのポイントを確認しておきましょう。

ポイント1 セリフと感情を盛り込む

スピーチ1「太郎君は、会社でもエース級の働きで、いつも笑顔。精力的に働いてくれています」
スピーチ2「先日こんなことがありました。いつものように接客をした太郎君が席を外した時、お客様が、『○○さん、いつもお忙しいのに笑顔で、本当に丁寧。安心してるんですよ』とおっしゃってくださいました。私自身も、ジーンと胸に迫るものがあると同時に、太郎君の笑顔と、頑張りは、こんなにも人の心を動かすのだな、と実感しました」
 スピーチ1と、スピーチ2。伝えたいことは同じです。でも、伝わり方が大きく変わることは感じていただけましたでしょうか。
 具体的なエピソードと、そこからまとめた言葉があるとすれば、人の心に響くのは、具体的なエピソードです。また、あなた自身がどんな気持ちになったか、その感情を伝えていく事で、聞き手の感情も揺さぶることができます。
 伝えたいことを伝えるために、臨場感ある描写ができるよう、セリフと感情を原稿に盛り込むようにしましょう。

ポイント2 間と問いかけで聞き手を巻き込む

 結婚式でのスピーチの場合、「第一の冒頭」は、ほとんどが決まりきった表現になります。ですので、第一の冒頭であいさつをした後が、あなたのスピーチのスタートです。
 まず、第二の冒頭が始まるとき、呼吸にして5つは間を取りましょう。
 その上で、できるだけインパクトある出だしにし、列席者の興味を引き出していく事が大切です。インパクトある出だしにするためには、「問いかける」ことが効果的です。
「今日の太郎君には、ひとついつもと違う点があります。みなさん、お気づきでしたか?」
のように、問いかけでスタートすれば、列席者の興味を引くことができます。
 その上で、「それは、服装です」でユーモアを交えてもいいですし、「お隣に、ステキな女性(男性)がいることです」でパートナーを立ててもいいでしょう。
 問いかけは、聞き手を能動的にし、スピーチに引き込む非常に有効なテクニックです。
 ぜひ、間と問いかけを原稿に盛り込んで、聞き手を引き込むスピーチにしてください。